農林水産省は7月28日、スーパーなどでの米の販売価格を、7月14日(月)~7月20日(日)の1週間で、前週比▲4円の5㎏3,585円と発表した。初の9週連続落にあたり、今年1月6~12日週(3,583円)並みの水準。ただ、下げ幅が初の1ケタになったあたり、このあたりが底値の可能性が高い。これを同じ7/14~7/20週で比べてみると、「日経POS」3,757円と「小売店パネル」3,432円(既報)の中間のポジションは変わっていない。
一方、「KSP-POS」による7/14~7/20週の販売数量は前年同週比+17.7%。7週連続伸にあたるものの、増加幅は縮小した。引き続き随意契約による政府備蓄米が「よく売れた」結果とみられるが、こちらも若干の陰りが見えてきた恰好だ。


