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需給

R7主食用米の作柄、+48~70万tの728~750万tの見込み

 農林水産省は8月29日、令和7年産水稲の8月15日現在作柄を発表した。といっても平年と比べた作況指数の公表を廃止したため、単収(10aあたり収量)の前年比見込み、それも幅を持たせた文字情報に過ぎない。それによると、概ね豊作基調であることが判明した。
 前年を「上回る」1県、「やや上回る」12府県、「平年並み」29都道府県、「やや下回る」4県、「下回る」0県となった。統計部では「今年の主食用米の生産見込み(前年比+56万t増)に向け順調なすべり出し」と表現している。
 作付意向面積を当てはめてみると、令和7年産主食用米収穫量は、以下の通り+7~10%の幅で増加する見通しとなった。全国合計すると、+48~70万tの727万4千t~749万8千tとなる勘定だ。

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