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調査統計

7月の米糠流通量、前月比+3.8%反発の3万3,161t

 農林水産省は8月29日、7月の油糧生産実績調査結果を公表した。それによると搾油用原料(米糠)処理量、つまり米糠の流通量は3万3,161tとなった。前月比+3.8%は反発、前年同月比▲3.4%は8か月連続落にあたる。
 植物油脂は、自給率わずか4.7%(令和5年《2023》)にすぎないが、国産原料の実に99%までが「米糠」で占められる。このため米糠の流通量は、主食用米の流通量とシンクロする存在と目されている。
 一方、7月の搾油用原料のうち「米」の在庫数量は1,997tで、前月比▲11.3%と反落し、前年同月比▲27.7%と6か月連続落した。

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