というのも1回目で、政府備蓄米のあり方を検討する場合、「需給調整機能を持たせるか否か」が、最初の争点にならざるを得ないと書いた。したがって「有事」の捉え方、「適正備蓄水準」のあり方、デリバリーや保管管理手法などといった具体的な検討項目は、枝葉末節に過ぎないとも。
ところが現在の鈴木憲和農相は、就任会見でいきなり価格に着目した備蓄米の放出を「二度とやらない」と明言して以降、「価格にコミットしない」発言を繰り返してきた。つまりこれは今後、政府備蓄米のあり方を検討する際、「需給調整機能を持たせる」と法制度に明記しない――今後もこのまま、だましだまし運用していく、と宣言しているに等しい。
であれば、それを前提に、「枝葉末節」に言及せざるを得なくな...
このコンテンツの残り文字数 約3,133文字
この続きは 「有料記事341-32」 をご購入いただくと閲覧できます。
このコンテンツはご購入後、10日間(2026/05/06~2026/05/16)、閲覧いただけます。
価格 341円(税込)
