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iNSIGHT飯稲米

【iNSIGHT飯稲米】シリーズ米政策見直し検証 ①政府備蓄米その2

 「令和9年度(2027)からの水田政策の見直し」検討に向けて、パーツごとに、それぞれの経緯と課題、検討の方向性(可能性)を連載で整理していく2回目。2回目といいながら「①」なのは、1回目のテーマである「政府備蓄米」を深掘りしておく必要に迫られたからだ。
 というのも1回目で、政府備蓄米のあり方を検討する場合、「需給調整機能を持たせるか否か」が、最初の争点にならざるを得ないと書いた。したがって「有事」の捉え方、「適正備蓄水準」のあり方、デリバリーや保管管理手法などといった具体的な検討項目は、枝葉末節に過ぎないとも。
 ところが現在の鈴木憲和農相は、就任会見でいきなり価格に着目した備蓄米の放出を「二度とやらない」と明言して以降、「価格にコミットしない」発言を繰り返してきた。つまりこれは今後、政府備蓄米のあり方を検討する際、「需給調整機能を持たせる」と法制度に明記しない――今後もこのまま、だましだまし運用していく、と宣言しているに等しい。
 であれば、それを前提に、「枝葉末節」に言及せざるを得なくな...
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