【㈱帝国データバンク発】千葉の仕出し弁当製造業者㈱ハローフーズ(銚子市、大川洋子代表)と、関連会社の㈲朝日水産(同所、同代表)が4月23日付で事業を停止、債務整理を弁護士に一任し、自己破産申請の準備に入っていたことが判明した。ともに資本金1,000万円、負債は現在調査中。
㈱ハローフーズは、関連会社である㈲朝日水産が手がけていた仕出し弁当の製造事業を分離する形で、平成22年(2010)設立。FCハローフーズチェーンに加盟して、地元銚子市や茨城の鹿島臨海工業地帯の企業・工場作業員などを主力対象に、仕出し弁当の製造、配送を手がけ、平成31年(2019)3月期には年売上高およそ4億1,300万円をあげていた。
しかし、新型コロナの影響や得意先の減少、スーパーマーケットやコンビニエンスストアとの競合などから売上は徐々に低下、令和6年(2024)3月期の年売上高は約2億8,000万円にとどまっていた。また、材料費などのコストが上昇するなか、競合激化もあり十分な価格転嫁は難しく、連続欠損を計上するなど、厳しい経営が続いていた。
㈲朝日水産は、昭和50年(1975)創業、昭和52年(1977)法人改組。鮮魚の切り身加工や冷凍加工を手がけるほか、仕出し弁当の製造にも参入し、平成18年(2006)9月期には年売上高およそ7億円をあげていた。仕出し弁当事業の移管後は、鮮魚の冷凍加工卸専業となり、平成27年(2015)9月期には年売上高およそ2億2,900万円をあげていたが、同期以降は1億円台にとどまり、近年は実質的に休眠状態となっていた。
千葉の仕出し弁当製造業者が自己破産へ
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