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需給

令和8年産主食用米生産量見通し、基本指針+21万tの732万t

 農林水産省は3月11日、令和8年産主食用米の生産量およそ732万tとの見通しを明らかにした。前年比▲15万t(▲2.0%)にあたる。前年産に比べれば減る見通しではあるものの、基本指針で想定していた生産量(711万t)を21万tも上回る水準。

 需要量見通しが基本指針通りであるとするなら、来年6月末在庫は235~266万tという空前の規模になってしまう。

 注目すべきは主食用米の作付意向が微減したことより、政府備蓄米の作付意向だ。1万4千haは倍増にあたるが、直近5中3平均の単収(1.7㎜篩目幅ベースで10aあたり538㎏)を当てはめると、8万tにしかならない。つまり買入予定数量20万t強の半分にも及ばないことになる。
 この結果を受けて、未だ公示すらされていない買入入札の結果がどのようになるか注目される。カギを握るのは、明らかに買入予定価格の水準で、全体需給のジャブジャブ感から主食用米の先安感が見込まれる以上、予定価格次第では買入入札への応札が殺到する可能性すらある。

令和8年産米の作付意向(今年1月末時点)

作付意向前年比
増減
前年比
増減率
主食用米136.1万ha▲0.6万ha▲0.4%
政府備蓄米1.4万ha+1.4万ha+100.0%
加工用米4.3万ha▲0.1万ha▲2.3%
新市場開拓用米(輸出用米等)0.9万ha±0.0万ha±0.0%
米粉用米0.4万ha±0.0万ha±0.0%
飼料用米4.1万ha▲0.5万ha▲10.9%
WCS(発酵粗飼料)用稲4.8万ha▲0.1万ha▲2.0%
9.1万ha▲0.4万ha▲4.2%
大豆7.3万ha▲0.2万ha▲2.7%
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