コンビニチェーン「ローソン」を展開する㈱ローソン(東京都品川区)は5月8日、食品ロス削減に向けた二つの実証実験を開始すると発表した。ともに食品ロス削減アプリを活用するもので、5月11日から開始する。実証実験の舞台となるのは、「ローソン TOC大崎店」(東京都品川区)と「ナチュラルローソン 六本木ヒルズ店」(東京都港区)の都内2店舗。
ローソンでは一昨年から、全店舗にAI発注システム「AI.CO」を導入済みだ。天気や在庫状況、販売実績など様々なデータに基づいて販売予測し、加盟店の利益が最大となるよう各商品の発注数や値引き推奨する仕組み。今回の実証実験は、この仕組みとアプリを連動させる。「AI.CO」が値引き推奨した〝消費期限が近い商品〟を店舗従業員がアプリに登録して販売する。顧客はアプリ上で注文・決済した商品を店舗で受け取る仕組み。顧客は半額または半額以下で商品を購入できる。

一つは、㈱コークッキング(埼玉県東松山市)が運営するフードシェアリングサービス「TABETE」の専用アプリ(右写真)。これだと商品は半額になる。
もう一つは、ヨーロッパ発の食品ロス削減アプリ「Too Good To Go」(左写真)。こちらは「AI.CO」が値引き推奨した商品を複数詰め合わせ、「ベーカリーバッグ」や「デザートバッグ」といった商品名で店舗従業員がアプリに登録して販売する。1袋あたり最低でも同一カテゴリ商品が2個以上入っているため、定価の半額以下で購入できる。

