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米粉を4%配合した新たな二八そば誕生へ

 飲食店の企画運営などを手がける㈱ジパングフードリレーションズ(大阪府大阪市)は2月25日、米粉を混ぜた〝世界初〟の新たな蕎麦「二八の二八そば」を発表した。2月28日から通販で発売する。
 蕎麦職人歴40年の経験を持つ「職人きむら」と共同開発したもの。通常の「二八蕎麦」が蕎麦粉8割+小麦粉2割の蕎麦を指すのに対し、「二八の二八そば」は小麦粉2割のうちさらに2割の米粉を混ぜたのが特徴。つまり実際には蕎麦粉80%+小麦粉16%+米粉4%の配合割合となる。「見た目は通常の二八蕎麦と変わらないが、米の甘みやコシの強さを感じ、通常の蕎麦よりもしっかりとした食感が特徴」だという。
 配合する米粉には、粉砕した「三重ミズホチカラの規格外米を採用した」としている。ただ三重ミズホチカラは農産物検査の対象銘柄となっていないため、産地銘柄と等級(規格外)を標榜するためには、産地・銘柄証明の根拠資料と自主検査結果資料が必要になる。したがって発売の際には、これらが掲出されるはずだ。

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