米油メーカーの築野食品工業㈱(和歌山県かつらぎ町)は7月2日、「米油に含まれる機能性成分をより正確に評価するための分析技術」の開発に成功したと発表した。東北大学、東京大学との共同研究に基づくもので、この技術を活用した米油の高付加価値化・次世代開発戦略を展望する総説論文が、学術誌「Journal of Oleo Science」6月発行号に掲載されている。
γ-オリザノール、植物ステロール、ビタミンE……。米油に含まれる機能性成分は数多いが、化学構造の分子が似通っているため、正確な含有量を測ることが出来なかった。今回の研究成果は、言わば「米油に含まれる機能性成分の〝見える化〟」にあたる。
これにより「より高品質な米油の開発と、国産米資源の有効活用に繋がる道筋を示すことが出来た」としている。
