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決算

わらべや日洋2月期は増収減益、最終も減益

 中食製造大手わらべや日洋ホールディングス㈱(東京都新宿区)は4月10日、増収減益の連結ベース令和7年(2025)2月期決算を公表した。最終益も減益の着地だが、次期は最終益まで増収増益の見込み。

売上高
(前期比
増減率)
営業利益
(前期比
増減率)
経常利益
(前期比
増減率)
四半期
純利益
(前期比
増減率)
令和7年
(2025)
2月期業績
2,224億67百万円
(+7.5%)
45億15百万円
(▲29.2%)
48億98百万円
(▲28.2%)
26億79百万円
(▲37.3%)
令和6年
(2024)
2月期業績
2,070億09百万円
(+6.5%)
63億80百万円
(+28.0%)
68億24百万円
(+47.4%)
42億73百万円
(+52.0%)
令和8年
(2026)
2月期予想
2,315億円
(+4.1%)
60億円
(+32.9%)
59億円
(+20.4%)
39億円
(+45.5%)

 主力である食品関連事業も、増収減益。売上高は国内外の新工場が寄与し、1,984億30百万円(+9.9%)。営業利益は海外事業が好調に推移したものの、入間工場の初期赤字や工場再編に伴う一時費用の増嵩などで、42億45万円(▲28.4%)だった。
 食材関連事業は、おにぎり具材などの取扱高が増加し、売上高113億77百万円(+0.1%)、営業利益5億10百万円(+57.8%)だった。
 なお同社は、「今年9月」としていたアメリカ中西部エリアへの事業進出の時期を、「来年夏」に延長した。新設工場に併設する配送センターの建設工事が遅れたため。

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