令和6年産米の相対取引価格が、過去最高値を4か月連続で更新した。農林水産省は1月17日、令和6年産米の相対取引価格・契約数量を公表した。それによると昨年12月の全銘柄加重平均価格(運賃・包装代・消費税を含む玄米60㎏当り1等米価格)は、前月比+704円、前年同月比+9,275円の24,665円となった。
一方、昨年12月の相対取引数量は20万5,975tで、前月比+37.2%、前年同月比+24.9%にあたる。月別に見ると、もちろん前年を上回る水準で推移しているものの、累計数量は増加幅の圧縮が続き、「令和の米騒動」に伴う〝早喰い〟で出来た貯金を崩し続けている。

