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調査統計需給

昨年12月の米糠流通量、2か月連続で前年比マイナス

 昨年12月の米糠流通量が前月から反発したものの、前年同月比マイナスは2か月連続した。農林水産省が1月31日に公表した油糧生産実績調査結果によるもの。それによると昨年12月の搾油用原料(米糠)処理量、つまり米糠の流通量は3万4,539tで、1年5か月連続で3万t台という高い水準を維持している。

 前月比+5.7%は反発にあたるものの、前年同月比▲6.3%、マイナスは2か月連続。
 植物油脂は、自給率わずか4.7%(令和5年《2023》)にすぎないが、国産原料の実に99%までが「米糠」で占められる。このため米糠の流通量は、主食用米の流通量とシンクロする存在と目されている。

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