農林水産省は6月2日付で、オンラインマーケットプレイス協議会に対し、フリマサイトなどで政府備蓄米の転売防止、米の高額転売を防止するよう求める要請書を発出した。
随意契約では、販売先の小売業者に対して、政府備蓄米の転売防止に努めることを契約のなかに盛り込んである。これを踏まえ、オンラインマーケットプレイス協議会に対しては、「貴団体傘下の会員におかれては、運営するフリマサイト等における政府備蓄米の出品の監視、政府備蓄米と思われる出品の削除、米の高額出品に対する注意喚起など、政府備蓄米の転売防止及び米の高額転売の防止に努め、安価で安定的な米の供給にご協力いただきますよう」求めている。
オンラインマーケットプレイス協議会の会員は、アマゾンジャパン(同)、eBay Japan(同)、auコマース&ライフ㈱、㈱ビビッドガーデン、BASE㈱、㈱メルカリ、LINEヤフー㈱、楽天グループ㈱の8社。
農水省、フリマサイトで備蓄米の転売防止を要請
