農林水産省は6月19日、米の全生産者を対象としたアンケート調査の実施を明らかにした。令和9年度(2027)から実施を予定している水田政策の見直しをメインターゲットに、今後の米政策を検討するにあたって「不可欠な米生産者の声」を聴くもの。対象は米を生産する農家、農業法人その他あらゆる経営体。逆に言えば、このアンケートに回答しない生産者は「やる気がない」ものとみなされることになる。主な調査項目は以下の通り。
・現在の経営状況(年齢、水稲作付面積、うち主食用米作付面積等)
・今後(来年、5年後、10年後)の米の生産意向(拡大、現状維持、縮小等)
・拡大・生産継続するに当たっての課題
・自らの生産コストの把握状況など
インターネット上の専用フォームから回答する。7月31日まで。