農林水産省は６月24日、フードバンク・こども食堂・こども宅食に対する政府備蓄米の無償交付を拡充すると発表した。米価高騰により「寄附が集まりにくくなっている状況」を踏まえ、追加支援を実施するもの。交付申請先（農林水産省の事業委託先）は、（一財）日本穀物検定協会。
フードバンク
８月と２月の現行の募集枠に加え、７月にも交付申請を受け付ける。
交付数量は、１団体あたり「前年度の食品取扱実績の10分の１」または「25ｔ」のどちらか少ない数量が上限となり、通常の１団体あたり年間最大交付数量（『食品取扱実績の５分の１』または『50ｔ』）とは別枠となる。
受付期間は７月14日～８月１日の予定。
こども食堂
こども宅食
年間最大５回の現行募集枠に２回加え、７回とする。
追加分として、年度内に最大２回（最大1.2ｔ＝600㎏×２回）申請が出来る。通常の１団体あたり年間最大交付数量（最大３ｔ＝600㎏×５回）とは別枠。