米穀のスポット取引業者㈱クリスタルライス(東京都中央区)は6月22日、令和7年産米の6月上期(1~15日)の取引価格を公表した。
| 6月上期のクリスタルライス取引価格 (関東着値、1等、包装代込み、税抜き) | ||
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| 秋田あきたこまち | 21,242円 | 5月上期比▲113円 |
今回の公表は秋田あきたこまち1銘柄のみで、5月上期比▲113円の60㎏21,242円。鈍りはしているものの、スポット市場の下落基調は止まる気配を見せない。
CRの公表銘柄数は、取引数量の多寡に応じて変動する。1銘柄しか公表できなかったということは、6月上期の取引数量が奮わなかったことを意味する。
我が国玄米流通の大宗を占める集荷業者-卸売業者間の「相対取引」を補完するのが、スポット取引。相対に比べればスポット取引の規模は遙かに少ないため、その取引価格はどうしても相対価格から乖離する傾向にある。また米穀卸の全国団体、全米販(全国米穀販売事業共済協同組合)の子会社である㈱クリスタルライスは、あまたあるスポット取引業者のなかでも唯一、取引価格を「公表」する存在のため、「意図的に価格を吊り上げている(あるいは押し下げている)」といった邪推を受けやすい存在でもある。
上記の価格は、同社の取引で成約した価格を加重平均したもの。

