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相場

【米穀なう相場】令和7年産スポット相場に二極化傾向

 断続的な値下がりを続ける量販店頭米価と、もはや常態化してきた特売価格。これらを現在の相対価格で実現するのは不可能だ。手段としては二つしかない。
 一つは、高値の在庫を損切り(仕入値を下回る納品価格)する手段。ただし資金力に不安のある中小業者には持続性に難がある手法で、大手業者が3月決算で在庫を損金計上したことで実現したとみられる。もう一つは安価なスポット玉を調達する手法。こちらも高値在庫の消化が進まないという意味では持続性に難があるものの、資金力とは無関係なため、比較的中小業者が採用しているものとみられる。
 前者の損切り銘柄は定番中の定番であるコシヒカリに集中しているため、逆にスポット市場では関東コシを中心に捌けず、結果的に値下がりが止まらない。後者の特売価格を実現するスポット銘柄は、当然のことながら価格的に〝下から順に〟拾われる。結果、いわゆる「B銘柄の雄」というべき青森まっしぐらを筆頭に、むしろ上げ基調になってきつつある。
 つまり令和7年産米スポット市場に、値動きの二極化傾向が顕著になってきたと言える。問題は、この関東コシヒカリを中心とした、下がり続けるスポット相場だ。「コスト指標」も令和8年産政府備蓄米買入予定価格(入札における買入上限価格)も、ストッパーにはならなかった。どこまで落...
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