日本生協連(日本生活協同組合連合会、東京都渋谷区)は7月9日、「お米についてのアンケート調査」結果を公表した。それによると、米価の高止まりが続くさなか、さすがに生協組合員といえども、購入時に重視する要素の3位に「低価格であること」が初めてランクインしていたことが分かった。
調査は今年3月12~16日、生協組合員モニターを対象に、インターネット上で実施したもの。有効回答数は7,165件。日本生協連では同種の調査を、令和3年(2021)から年2回実施している。
米購入時の要素
安価なら産地銘柄不問
米の購入時に重視する要素(複数回答)は、1位「国産米である」84.9%(+1.5ポイント)、2位「銘柄」41.3%(+3.3ポイント)、3位「価格が安い」36.7%(+4.9ポイント)の順となった。調査開始以降初めて、「価格が安い」が前回3位だった「産地」33.7%(+1.3ポイント)を抜いてベスト3にランクインしている。

前々回の調査から、やや意地悪な設問、米価高騰が続いた場合に「重視しなくなる要素」も訊いている(複数回答)。こちら2位「わからない・特にない」24.5%(+3.0ポイント)は置いておくとして、1位「銘柄」35.3%(+1.1ポイント)、3位「産地」22.4%(+0.5ポイント)、4位「国産米である」18.8%(▲3.1ポイント)の順。つまり安ければ産地や銘柄へのこだわりは捨てる、ただし国産は譲れないということか。
購入し続けられる米価
精米5kg3,001円~3,500円
では、「今後も購入し続けられると思う米価」はいくらなのか。精米5kgあたり、1位「3,001円~3,500円」22.6%(+0.9ポイント)、2位「2,501円~3,000円」21.0%(+2.8ポイント)、3位「3,501円~4,000円」20.5%(▲0.0ポイント)といった順になった。

ちなみに調査と同時期の農林水産省公表POSデータは、3,978~3,980円。回答は「購入し続けられる米価」というより、ある種の〝期待値〟の要素が色濃く反映された結果とみられる。
米食の頻度
総体わずかに増加傾向
米を食べる頻度は、「1日2回程度」が50.0%で最多。次いで「1日に1回程度」27.5%、「1日3回以上」17.6%と続き、全体の実に95.1%が1日1回以上という高水準を維持していることが分かった。

ただし、昨年10月の前回調査と比べると、「1日2回程度」▲1.0ポイント、「1日に1回程度」+0.6ポイント、「1日3回以上」+0.8ポイントで、頻度そのものはほんのわずかながら増加している。
