【㈱帝国データバンク発】北海道の米穀小売、北海屋H.K㈱(紋別市、寺田治記代表、資本金100万円)と、関連会社の友紀商事㈱(紋別市、寺田治記代表、資本金900万円)が去る7月6日、旭川地裁から破産手続き開始決定を受けていたことが判明した。負債は、北海屋H.K㈱が約3億2,600万円、友紀商事㈱が約2億1,400万円、2社合計で約5億4,000万円。
北海屋H.K㈱は、平成27年(2015)創業、令和元年(2019)法人改組された。「北海屋精米所」の店舗名で米穀の店頭小売を主体に手がけていたほか、ホタテ・ツブ・カニなどの水産品や農産物の加工販売を行い、令和5年(2023)8月期には年売上高およそ6億3,200万円を計上、地域に密着した営業展開で顧客獲得に努めていた。
しかし、令和7年(2025)に入って顕著となった米不足による仕入価格の上昇に加えて、大手量販店などとの競争から業況は悪化。令和7年(2025)8月期の年売上高は約1億9,000万円にとどまるなか、その後も業況改善を図れず、先行きの見通しが立たないことから、今年3月20日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入っていた
友紀商事㈱は、平成30年(2018)設立の貨物自動車運送業者。大型冷凍車を保有し、オホーツク海沿岸で水揚げされた魚介類を主体に水産加工品などの運送を手がけ、令和7年(2025)10月期には年収入高およそ1億9,500万円を計上していた。
しかし、コスト負担などから赤字計上が続くなか、先行きの見通しが立たず、北海屋H.K㈱と同様の措置となった。
北海道の米穀小売ら2社が破産、負債5億4千万円
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