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相場

7月下期の秋田こまち スポット価格▲3,321円の60㎏14,805円

 米穀のスポット取引業者㈱クリスタルライス(東京都中央区)は8月6日、令和7年産米の7月下期(16~末日)主要3銘柄の取引価格を公表した。それによると3銘柄いずれも続落しており、もはや「底抜け相場」が常態化しつつある感を否めない。

6月下期のクリスタルライス取引価格
(関東着値、1等、包装代込み、税抜き)
岩手ひとめぼれ15,691円4月上期比▲6,717円
秋田あきたこまち14,805円7月上期比▲3,321円
関東コシヒカリ15,616円6月下期比▲3,864円

 CRの公表銘柄数は、取引数量の多寡に応じて変動する。3銘柄しか公表できなかったということは、7月下期の取引数量が奮わなかったことを意味する。

 我が国玄米流通の大宗を占める集荷業者-卸売業者間の「相対取引」を補完するのが、スポット取引。相対に比べればスポット取引の規模は遙かに少ないため、その取引価格はどうしても相対価格から乖離する傾向にある。また米穀卸の全国団体、全米販(全国米穀販売事業共済協同組合)の子会社である㈱クリスタルライスは、あまたあるスポット取引業者のなかでも唯一、取引価格を「公表」する存在のため、「意図的に価格を吊り上げている(あるいは押し下げている)」といった邪推を受けやすい存在でもある。
 上記の価格は、同社の取引で成約した価格を加重平均したもの。なお「関東銘柄米」の内訳は、あさひの夢、とちぎの星、彩のきずな、ふさおとめ、ふさこがねなど。

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