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相場

【米穀なう相場】新米が相手にされないスポット市場

 お盆明け、令和8年産米がチラホラ出回り始めても、スポット市場の主役は令和7年産米のまま、変化が訪れない。わずかであっても動いている玉の相場は、令和7年産米であっても、令和8年産米の先渡し玉であっても、似たような水準にある。ならば古米を放置して新米に向かうのがスポット相場の通例なのだが、今年に限っては事情が異なる。少なくとも現段階だと、取引の中心が令和7年産米のままで、令和8年産米は見向きもされていないのである。言うまでもなく史上最大の在庫量がなせる技で、これ幸いとばかり買い手は驚くほど安値で買い叩き、売り手は従わざるを得ない。新米を手当するのは、東北産米を中心に出回りが本格化してきてからでも遅くはないとの見方なのだろう。その頃には、例の政府備蓄米「買戻し」が現実化しているかもしれない、との淡い期待も見え隠れする...
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