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需給

7月の枠外輸入米、過去16か月で最低の1,114t

 財務省が8月28日に公表した輸入通関実績によると、今年7月の外国産米(枠外)輸入量が続落、過去16か月で最低を記録していたことが分かった。7月の外国産米輸入量は、1,114t(前月比▲21.9%、前年同月比▲95.8%)、1億9,658万8千円(前月比▲17.3%、前年同月比▲94.1%)。折り返し地点を超えても、累計輸入数量は2万tに達していない。

 日本の米の場合、高い輸入関税(㎏341円)が設定されているため、国家貿易で入ってくるものを除けば、ほんの少量しか入って来ないのが通例だった。ところが国産米価格が高騰したことで、高い関税を払っても外国産米を仕入れたほうが安くあがる――そう算段した業者が複数いた模様で、昨年に入ってから倍々ゲームで枠外輸入量が急増してきた。しかしそれも「安い」政府備蓄米の放出に伴い、昨年7月をピークに急落。以降は低空飛行を続けていた。

精米の枠外輸入量(7月)

数量金額
韓国18t459万1千円
台湾122t2,006万0千円
ベトナム137t1,920万2千円
タイ145t1,936万5千円
カンボジア20t233万3千円
ミャンマー25t614万5千円
インド409t6,941万2千円
パキスタン57t1,425万2千円
スリランカ53t1,245万8千円
イタリア2t143万8千円
アメリカ78t1,330万0千円
1,066t18,255万6千円
※7月は籾、砕米での輸入はゼロ。玄米では台湾の24t、14,03万2千円のみ。

 今年7月の輸入額を単純計算すると、精米を㎏508円で仕入れることが出来る水準だ。同じ7月の国内相対価格を税別・精米換算すると㎏557円。ほとんど差がない。少なくとも「ガイマイ」というハンデを考えると国産に軍配が上がろう。令和8年産新米に入ってからも国産米の安値が続くようであれば、もはや枠外輸入による外国産米に出番はなくなる。

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