おこめ業界用語(リンク)
需給

令和8年産主食用米生産量▲1%の711万t、長雨被害でさらに減少見込み

 農林水産省は10月13日、令和8年産水稲の9月25日現在予想収穫量を公表した。それによると主食用米生産量は、生産者が実際に使う1.80~1.90㎜篩目幅だと前年比▲7万6千t(▲1.1%)の710万5千tとなった。これを基本指針の需給見通しに当てはめると、来年6月末民間在庫は222~240万t。「〝適正〟在庫水準」が180~200万tと言われているから、当初見込みよりは後退するものの、依然として〝ジャブジャブ〟な高水準となる勘定だ。

 ただし9月の長雨による刈り遅れが顕著なため、今回の調査結果には東北の太平洋側を中心に刈取調査が間に合っておらず、また熊本地震による被害や千葉豪雨をはじめとした台風被害もほとんど反映されていない。したがって実体に近いであろう令和8年産主食用米の生産量を知るには、次の10月25日現在調査結果(11月中旬公表予定)を待たなければならないが、今回の公表より減少することは間違いない。その実数がどれほどかは判然としないものの、少なくとも来年6月末在庫が200万tを割り込むことはなさそう。

タイトルとURLをコピーしました