農林水産省は9月19日、米輸出(援助用を除く商業用のみ)を、令和7年(2025)7月の単月で、数量3,644t(前年同期比▲0.5%)、金額10億56百万円(+5.6%)だったと発表した。13年連続の過去最高更新に向け、相変わらず好調なものの、やや緩んだ恰好。数量ベースの前年比マイナスは今年初。マンスリーレポート9月号のなかで明らかにしたもの。
米菓、清酒、パック米飯、米粉製品などを加えた米・米加工品総体でも、原料米換算の数量5,698
t(+2.5%)、金額52億円(+2.0%)と、こちらは好調を維持している。
ここまでの前年比増加率の平均を当てはめると、今年の累計は、米輸出で5万t超・150億円弱、米・米加工品総体で7万5千t・710億円に達する勘定になる。
