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新事業

米と籾殻を原料に新素材「Nikome Material」誕生

 米を原料とした新たな素材が誕生した。
 ニモウサク㈱(新潟県新潟市)は5月20日、米と籾殻を原料とした新バイオマス素材ブランド「Nikome Materiaにこめマテリアルl」を発表した。
 地元・新潟市内で穫れた米(非食用米)と籾殻の配合比率を変えることで、「まるで精米歩合の違いのような」テクスチャー(質感)のバリエーションを揃えられるのが最大の特徴。まさしく精米歩合に見立てて、以下の3種のカラーバリエーションを展開する。
 《HAKU(白米)》白米のみ51%配合。白米が素材化する過程で自然に生まれる、ぬくもりのある色合い。
 《5-BU(五分搗き)》米と籾殻をバランスよく配合(米30%:籾殻10%)。自然な色味と、程よい粒子感を持つニュートラルな表情。
 《GEN(玄米)》籾殻を多く配合(米30%:籾殻30%)。繊維や粒感を際立たせた、野性味あふれる有機的な表情。
 まずは壁面、什器、家具などの仕上材として用いる内装用(装飾用)プラスチックタイルとしての用途を想定している。

 ニモウサク㈱は、新潟市内に「米草堂こめそうどう」の名称で拠点を保有しており、この1階で お粥スタンド「米草堂」も運営している。2階が「米草堂アパート」と称する共同オフィスで、ここに「Nikome Material Lab.にこめマテリアル ラボ」を開設。「Nikome」素材を使った板材などのサンプルに触れることが出来る。
 開発にあたっては、地元・新潟市内に拠点を持つ2社が連携・協力している。素材そのものの開発に技術的な側面から協力したのは、「ライスレジン」によって、この分野で先行している㈱バイオマスレジンマーケティング(新潟県新潟市)。ブランドやプロダクトデザインの面で協力したのは㈱コネル(新潟県新潟市)で、ブランド名に「お米の、もうひとつ(2こめ)の選択肢」の意味を込めたという。

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