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試験研究

岡山大学らイネのマグネシウム輸送蛋白質を発見

 岡山大学の研究グループはこのほど、イネの内部でマグネシウムを輸送する蛋白質「OsMGR2」を発見したと発表した(6月16日付)。農研機構(農業・食品産業技術総合研究機構)らとの共同研究によるもの。
 それによると今回発見した蛋白質「OsMGR2」は、イネの根や節、穎果などで発現、マグネシウムを効率よく種子まで輸送、最終的には細胞内から細胞外にマグネシウムを排出する機能を有してることが分かった。
 逆に言えば、「OsMGR2」遺伝子を破壊すると、種子の軽減化、食味の低下に繋がる。したがって今回の研究成果は、「マグネシウム欠乏耐性イネの育成や高マグネシウム集積のイネ品種の育成に貢献することが期待される」。
 マグネシウムは、動植物に欠かせない必須栄養素の一つ。だが植物体の場合、土壌中のミネラルがどのように種子まで運ばれるのか、種子の発育や品質に対してマグネシウムがどのように影響するのか、長い間〝謎〟のままだった。
 今回の研究成果は、去る4月22日、アメリカ科学アカデミー発行の機関誌に掲載された。

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