象印マホービン㈱(大阪府大阪市)はこのほど、大阪・関西万博に出店する「象印のおにぎり専門店」の詳細を発表した(2月27日付)。それによると、店舗名は「ONIGIRI WOW!」。ロゴ周囲のイラストは、産学連携協定を結んでいる大阪芸術大学の学生がデザインした。4月13日~10月13日の期間中、(一社)大阪外食産業協会のパビリオン内の17.2㎡に出店する。営業時間は午前9時30分~午後9時。
炊飯は、大容量の業務用ではなく、あえて家庭用の自社最上位モデル、圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」(NW-FC型)を18台用意する。ただし通常一つしかない底IHヒーターを6つに増強、それぞれ独立制御する「3DローテーションIH構造」を採用する。また複数の炊飯ジャーの稼働状況を一元管理する「IoT炊飯管理システム」の実証実験も実施する。
米飯加工機械などの製造メーカー、鈴茂器工㈱(東京都中野区)と共同開発した「半自動おにぎり成型システム」を導入。「自動で塩が振られた型に計量されたごはんが盛り付けられ、店員が具材を入れれば、機械が空気を抱くようにふんわり成形。ふっくらとしたおにぎりをつぶすことなく、絶妙の掴み具合で機械アームにより持ち上げ、海苔付けをして完成」する。
販売する おにぎりメニューは先行公表している(既報)。




