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施策・政策

輸入小麦価格大幅上昇で過去3年で最高値

 農林水産省は9月9日、令和8年(2026)10月期(令和8年10月~令和9年3月)輸入小麦の政府売渡価格を、5銘柄平均で前期比+12.0%のtあたり7万0,020円に決定したと発表した。続伸にあたるが、問題は上げ幅。過去5年遡っても2桁の上げは存在しない。過去6期(3年)で最高値となった。パンや麺など2次加工製品への影響は相当なものと予想される。農水省自身は今回の引き上げによって、「消費者物価指数に与える影響は0.008%程度」と弾き出している。通常、2次加工製品の価格に反映されるまで4か月ほどかかる。
 日本の麦の自給率は15%程度で、大半を輸入に頼っている。このため輸入小麦は国家貿易となっており、今回決めた価格で製粉業者に売り渡し、ここから確保した小麦粉を原料に2次加工メーカーがパンや麺などの製品にして供給する流れ。
 調達相手国はアメリカ、カナダ、オーストラリアの3か国にほぼ限られており、これらから輸入する5銘柄の平均輸入価格が目安になる。

銘柄主な
2次加工用途
過去
5か年
平均の
輸入数量
1CW(カナダ産ウェスタン・レッドスプリング)パン161万t
DNS(アメリカ産ダーク・ノーザン・スプリング)パン、中華麺63万t
HRW(アメリカ産ハード・レッド・ウィンター)パン、中華麺76万t
ASW(オーストラリア産スタンダード・ホワイト)日本麺70万t
WW(アメリカ産ウェスタン・ホワイト)菓子57万t
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