カーボンクレジット創出販売事業を展開するGreen Carbon㈱(東京都港区)は9月28日、タイの水田で、大気中のCO2除去を促進する新技術「ERW」(Enhanced Rock Weathering=岩石風化促進)実証プロジェクトの開始を明らかにした。
「ERW」とは、玄武岩などの珪酸塩岩石を細かく砕いて農地に散布し、岩石が自然にCO2を取り込む「風化」の働きを加速させる技術。今年8月から開始した実証プロジェクトでは、CO2除去の効果だけでなく、イネの収量や施肥量、土壌・水環境への影響、CDR(炭素除去クレジット)創出に必要となるMRV(測定・報告・検証)までを総合的に検証。散布は来年5,000ha規模への拡大を目標に掲げている。
Green Carbon㈱がプロジェクト開発を担い、タイの国立カセサート大学がフィールド研究を実施、GIZ(Deutsche Gesellschaft for Internationale Zusammenarbeit=ドイツ国際協力公社)から研究と地域ステークホルダー連携の支援を得る。

