米穀機構(《公社》米穀安定供給確保支援機構、東京都中央区)は10月8日、9月時点でのDI(米取引関係者の判断指数)を公表した。それによると米価に対する見方が、現状DI▲10ポイント、見通しDI+10ポイントと、あくまで良否均衡点の「50」を下回った範囲内ではあるが、正反対のベクトルで等量ずつ上下していることが分かった。つまり概算金(一次集荷価格)の下落を反映して「現状」こそ下落基調にあるものの、天候不順による新米の刈り遅れから、3か月後には上昇基調に転じることを見越していることになる。実際、スポット価格は9月半ば頃から上昇基調にある。
| \ | 9月 | 前月比 増 減 | |
|---|---|---|---|
| 需給 DI | 現 状 DI | 16 | ±0 |
| 見通し DI | 19 | +3 | |
| 価格 DI | 現 状 DI | 32 | ▲10 |
| 見通し DI | 28 | +10 | |
一方、需給に対する見方は、現状DI、見通しDIとも、ほとんど変化なく、過去最低ではないものの、ほんの少し上の低水準を維持している。DI(Diffusion Index)とは、アンケート回答者の判断や方向性を指数化したもの。

