おこめ業界用語(リンク)
需給

1月の米糠在庫が急増、史上最高を大幅に更新

 今年1月の米糠(搾油用原料)在庫が急増、史上最高を大幅に更新していたことが分かった。農林水産省が2月28日に公表した油糧生産実績調査結果によるもの。それによると今年1月の搾油用原料のうち「米」の在庫数量は1万1,022tで、前月比+353.6%、前年同月比+322.6%にあたる。つまりわずか1か月で4~4.5倍に在庫が膨れあがったわけで、文句なく史上最高と言える。
 ところが搾油用原料(米糠)処理量、つまり米糠の流通量は3万1,537tで、前月比▲8.7%は反落にあたるものの、前年同月比▲2.5%、マイナスは3か月連続。1年6か月連続で3万t台という高い水準を維持してはいるものの、原料在庫の急増幅に比べれば大して高水準とも言えそうにない。
 植物油脂は、自給率わずか4.7%(令和5年《2023》)にすぎないが、国産原料の実に99%までが「米糠」で占められる。このため米糠の流通量は、主食用米の流通量とシンクロする存在と目されている。

タイトルとURLをコピーしました