農林水産省は6月12日、一部報道を否定する見解を明らかにした。政府備蓄米の品質確認が「任意になっている」との一部報道を「事実ではない」と否定したもの。政府備蓄米の品質確認は、玄米状態の米をメッシュ(金属の網)を通して、品質の変化や異物混入の有無をチェックする作業で、「メッシュチェック」と呼ばれる。随意契約の政府備蓄米を買受者へ販売する際、国自らメッシュチェックを行うか、買受者がメッシュチェックなどの品質確認を行うことになっていることから、「検査が『任意』になっている」は、「事実ではありません」と指摘している。ただ農林水産省が公表した随意契約のパンフレットには「一部わかりにくい表現があった」ため表現を修正、別途すべての買受者に「改めて通知する」としている。
備蓄米の品質確認「任意」の報道、農水省が否定コメント
