【㈱帝国データバンク発】宮城の居酒屋経営㈱ココロ・コーポレーション(仙台市、髙橋信吾代表)が4月30日までに事業を停止、5月15日付で事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入っていたことが判明した。資本金1,500万円、負債は令和6年(2024)12月期末時点で約1億6,600万円だが、変動している可能性がある。
同社は平成10年(1998)創業、平成13年(2001)法人改組された居酒屋の運営業者。「へそのを」の屋号で大衆居酒屋を運営し、一時は仙台市内で4店舗(仙台銀座店、長町店、花京院店、定禅寺店)を展開。和食を中心としたメニューや地元食材を使用した料理、地酒を取り揃え、周辺の大学生や会社員、観光客をメインターゲットとしていた。新型コロナの感染拡大以降は、居酒屋の来店客が激減したことからテイクアウト業態に進出し、持ち帰り寿司に特化した「海苔巻き長吉」をオープン、市内の商業施設や百貨店内で2店舗を運営していた。
しかし、コロナ禍の影響に加えて人手不足もあり一部店舗では不定休となるなど業績が低迷。令和6年(2024)12月期は年売上高およそ4,800万円に対して営業赤字を余儀なくされ、コロナ禍以降は赤字計上が続いていた。その後も集客の回復に乏しく、コロナ融資の返済や食材費の高騰といった経費負担が重荷となったことで不採算店舗を閉鎖。近時は「へそのを」の花京院店と仙台銀座店の2店舗体制となっていたが、資金繰りが限界に達したことから花京院店を今年3月末までに、仙台銀座店を4月末までにそれぞれ閉鎖していた。
宮城の居酒屋経営業者が破産へ、負債1億66百万円
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