米穀販売業者であり精米機メーカーでもある東洋ライス㈱(和歌山県和歌山市)は5月25日付で、和歌山市との間で包括連携協定を締結した。
「市民が健康に過ごせるまちづくりをめざすとともに、金芽米や金芽ロウカット玄米から生まれる資源を再利用した環境にやさしい農業の推進、災害時における市民の健康維持に役立てられる体制づくりなど、健康・農業・防災の観点から新たな地域価値の創出をめざす」のが目的。具体的には以下の通り。
市内およそ240か所の老人クラブ会員およそ1万人を対象に、「金芽ロウカット玄米」を1人あたり2kg提供(7月中旬頃から配送開始の予定)
市内在住の児童発達支援センターや放課後デイサービスなど約100か所を利用している子ども約2,000人を対象に、「金芽米」を1人あたり4kg提供。
市内の生産者や家庭菜園を行う市民に、年間20tの「米の精」を提供(申込多数の場合は抽選)。
災害発生時、「金芽米」の提供、炊飯釜の提供を含む避難所での炊き出し支援など、協力体制の構築を進める。
「金芽米」は、米粒表面に亜糊粉層を残した白米。「金芽ロウカット玄米」は、玄米粒表面の硬く防水性の高いロウ層を除去した玄米。ともに東洋ライスが独自の加工技術で開発したもの。また「米の精」とは、「金芽米」やBG無洗米の製造過程で生まれる副産物で、肌糠を再資源化したもの。協定で推進するとしている取組みは以下の通り。
・市民の健康増進に関すること
・農業振興に関すること
・防災に関すること
・地域活性化に関すること
・情報提供に関すること
・その他、本協定の目的を達成するために必要と認める事項に関すること

