全米工(全国米穀工業協同組合、東京都千代田区)が5月28日、都内で開いた東日本・情報交換会で、やや〝眉唾〟な、以下の情報が披露された。
「全農県本部が来月から(令和7年産米の)相対価格を大幅に引き下げる話がある」(山形)
「全農県本部から、令和8年産米の品種不問・4年契約で、最低20,000円、最高26,500円(税込・相対)でどうか、との打診が出回っている。ただしキャンセル不可が前提だそうだ」(茨城)
一方、その後の取引会では、提示18件525.90tに対し、成約は4件76.60t、成約率15%にとどまった。成約数量は、前回(4月・東日本、47.40t)よりほぼ倍増し、前年同期(78t)並み。ただ成約件数は着実に増えている。昨今の相場を踏まえ、丸米は一切なく特定米穀(いわゆる くず米)のみとなったのが特徴だ。
成約玉の内訳は、令和7年産国産中白米13.00t(提示39.00t)着値㎏280円、令和7年産国産中玄米12.00t(提示36.00t)着値㎏205円、令和7年産国産うるち砕米39.00t(提示全量)着値㎏50円、令和7年産西日本産特定米穀12.60t(提示全量)着値㎏42円。
全米工は、加工原料を中心とした米穀販売業者の全国団体で、月に1~2回、同業者同士で玉を融通しあう席上取引会に先立ち、「情報交換会」を開催している。同じ米穀販売業者(卸売業者)の全国団体である全米販(全国米穀販売事業共済協同組合、東京都中央区)に比べて、比較的小規模な業者が多く、集荷業や生産業と兼業、あるいは近しい業者が多い。
