全米工(全国米穀工業協同組合、東京都千代田区)が6月11日、愛知県名古屋市内で開いた西日本・情報交換会で、こんな店頭米価の事例が披露された。
「先日、休日にロピア(㈱ロピアが展開する量販店)の店頭で、『茨城にじのきらめき』が5kg税別2,222円で売られている光景を見た。製造(精米業者)は当組合の会員ではない千葉の業者だった」
これを受けて情報交換会では、地元・愛知の会員がこんな指摘をする。
「5kg2,500円を切った事例は、名古屋圏にはない。中堅スーパーでは5kg2,500円のところもあるが……」
現在の原料価格(相対価格)では、こうした商品を店頭に並べるのは不可能だ。実現できるとしたら二つしか方法がない。損切り(仕入れ値を下回る価格で販売)するか、嵩む在庫に目をつぶってスポット市場から安価玉を調達するかだ。
ところが同じ6月11日、本紙に以下の事例が飛び込んできた。
「『生鮮市場TOP』(㈱マミーマートが展開する量販店)南柏店(千葉)で、『リニューアルオープン記念特価』として、『千葉コシヒカリ』が5kg税別1,999円で売られている後継を見た。1家族2点限り、限定2,000点。特売とはいえ、ついに2,000円を切る商材が現れたのは衝撃だった。製造(精米)は㈱田島屋(茨城県土浦市)」


