【㈱帝国データバンク発】山形のスーパーマーケット運営㈱サンエー(東村山郡山辺町、渡邊英一郎ほか代表)が去る8月31日、事業を停止、債務整理を弁護士に一任していたことが判明した。資本金2,000万円、負債は令和8年(2026)5月期末時点で約11億500万円だが、変動している可能性がある。
同社は昭和63年(1988)設立。山辺駅に隣接するショピングセンターのキーテナントとして、平成元年(1989)12月に開店したスーパーマーケットを運営していた。平成12年(2000)4月には、西村山郡河北町に「河北店」を開店するなど事業を拡大。さらに、平成15年(2003)3月には山辺町を本店とし複数の店舗を展開していた酒小売店を吸収合併したことから、平成17年(2005)5月期には年売上高およそ29億9,000万円を計上していた。
しかし、山辺町と河北町に競合店が相次いで出店したうえ、不採算の酒小売店を逐次閉店したことから売り上げが低迷。加えて、店舗出店のための設備投資負担が重荷となり赤字で推移し、令和6年(2024)5月期の年売上高は約11億3,000万円に減少し、当期純損失約4,000万円を計上していた。令和6年(2024)7月には不採算となっていた「河北店」を閉店。業績はさらに悪化し、令和8年(2026)5月期の年売上高は約6億3,000万円に減少、黒字転換も進まなかった。今期に入ってからも業績は回復せず、資金調達力も限界に達したことから、事業の継続を断念した。
山形のスーパーマーケットが事業停止
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