加工用の令和8年度(2026)外国産もち米価格が、第1三半期(今年4~7月)反発していたことが分かった。農林水産省による9月18日の公表によるもの。
我が国は米に高い関税をかけている一方、国際協定で年間76万7千tの輸入義務(関税ゼロ)が政府に課せられているものの、一部を除いて主食用には販売しない取り決めになっている。したがって外国産米が国内で出回るのは、加工原材料用や飼料用といった用途に限られる。
農林水産省では、ほぼ毎月実施している加工用MA米(外国産米)の売渡入札(定例販売)結果を、もちでは三半期に一度公表しており、これによって加工用に限ってではあるが、外国産米の国内相場が分かる(飼料用では価格が非公表)。といっても三半期に一度の加重平均なので、非常に大雑把なものではあるが、唯一の相場を知る手段には違いない。
農林水産省の9月18日公表によると、加工用もちMA米の令和8年度(2026)第1三半期(今年4~7月)加重平均成約価格はtあたり14万1,606円(前三半期比+1,882円、+1.3%)。前年度、過去最高値を記録した第1三半期(昨年4~7月)から下落基調で推移していたが、最終・第3三半期からは、わずかながら反発してのスタートとなった。また成約数量も前三半期から引き続き〝高止まり〟したままだ。ちなみに第1三半期の加重平均成約価格は、単純計算すると60㎏あたり8,496円となるから、反発したとはいえ国産もち米のスポット価格よりも遙かに「お買い得」にあたる。

