ユニークなスマホのアプリが誕生した。「鍋炊飯」専用のタイマーアプリ「米刻(Rice Timer)」だ。
「米を炊くなら炊飯器」が当たり前の時代に、何でまた「鍋炊飯」専用のタイマーアプリなどというシロモノが登場したのか。作者は個人開発者のほげ(@hoge512)氏。「炊飯器が壊れてしまい、鍋でご飯を炊く際の工程管理が面倒だった」体験から開発に着手したのだそうだ。
最新の生成AIを駆使し、企画・リサーチからデザイン、実装までわずか2~3週間という短期間で開発。「無機質なタイマーとは一線を画す没入感の高い〝和モダン〟なデザインが特徴」だそうだ。しかも、主食がパンなど小麦粉加工品のため「わざわざ炊飯器を持つほどではないが、たまに美味しいごはんを炊きたい」英語圏や海外のユーザー向けに、日本語だけでなく英語にも完全対応。それも単なる直訳ではなく、例えば「合」を「ml」表記にしたり、「おこげ」を「Scorch」と表現するなど細かな配慮も。また世界的にはジャポニカ(短粒種)ではなくインディカ(長粒種)を、炊くのではなく茹でるのが主流であることから、茹でたお湯を捨てる「湯取り法」にも対応している。
もちろん、新生活を始める日本人が炊飯器を買うまでの繋ぎとして、また鍋炊飯の初心者のガイド役として、それから「炊飯器が故障してしまった人」向けにも重宝する。
価格は無料。対応OSはAndroidのみ。googleストアで入手できる。今後は、「ユーザー数が増加した段階で、ユーザー自身の実食の感想(硬かった・柔らかかった等)をフィードバックし、個人の好みに合わせた炊飯時間や水量の『個別最適化アルゴリズム』の実装や、 iOS版のリリースも視野にアップデートを続けていく予定」だという。

