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相場

【米穀なう相場】備蓄米買戻し報道、反応前夜のスポット相場

 農林水産省が政府備蓄米の「買戻し」を事実上アナウンスしたのは、7月28日のことだった(既報)。だが、この時点で明らかになったのは、「これから穫れる令和8年産米ではなく、令和7年産米の在庫が対象で、いわゆる〝入札米〟の買戻しを優先する。令和8年産水稲の8月15日現在作柄が公表になる8月末を待って、具体的な数量と実施時期を決める」ということだけだったため、スポット市場は全く反応しなかった。
 鈴木憲和農相が「政府備蓄米の買戻し」を食糧部会(国の審議会)で明らかにする意向を示したのは、8月25日午前の閣議後定例会見での出来事(既報)。
 同日午後になって、食糧部会の開催日が9月2日の午後3~5時と発表された(既報)。これによって一般マスコミがこぞって「9月2日に備蓄米買戻し表明へ」を書き立てたのだが、これもスポット市場は反応しなかった。
 ところが翌8月26日になって、日本経済新聞が「政府備蓄米、9月中に買い戻し実施へ 15万トン軸に調整」と出したのだが、すっぱ抜いた時刻が同日午後5時39分と遅かったため、反応しようがなかった(その後、他の一般紙、ラ・テも後追い報道)。うまくしたもので、本日8月27日にはスポット取引業者㈱クリスタルライス(東京都中央区)の取引会がある。報道にスポット市場が反応するかどうかは、取引会の成約に表れるはずだ。
 ちなみに日経は15万tという数字の根拠も年産も書いていないが、ごく常識的に考えて「令和7年産米の未契約玉」が買戻し対象になるものとみられる。令和7年産米の未契約数量が6月末で14万8千tなので、数字の上でも符合する。
 スポット市場の反...
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