米穀など包装資材・包装機械の製造販売業者のむら産業㈱(東京都東久留米市)は9月11日、増収大幅増益の令和8年(2026)10月期第3四半期決算を公表した。「包装資材の原料価格高騰を背景に、適切な価格転嫁に努めたことによる増収効果に加え、生産性の向上とDX推進による業務効率化を継続的に推進したことで、売上高の増加に対する費用構成比率の上昇を抑制できたことも増益に寄与」した。これに伴い通期業績予想を上方修正、期末配当も上方修正し、前期比33円増配の122円としている。
| \ | 売上高 (前期比 増減率) | 営業 利益 (前期比 増減率) | 経常 利益 (前期比 増減率) | 四半期 純利益 (前期比 増減率) |
|---|---|---|---|---|
| 令和8年(2026)10月期 第3四半期業績 | 60億40百万円(+17.8%) | 8億34百万円(+50.5%) | 8億35百万円(+50.5%) | 5億90百万円(+59.0%) |
| 令和7年(2025)10月期 第3四半期業績 | 51億29百万円(+7.4%) | 5億54百万円(+38.9%) | 5億55百万円(+38.0%) | 3億71百万円(+43.9%) |
| 令和8年(2026)10月期 通 期予想 | 77億92百万円(+9.6%) | 9億58百万円(+27.2%) | 9億60百万円(+27.4%) | 6億98百万円(+37.4%) |
セグメント別では、包装関連セグメントが売上高53億31百万円(+20.0%)、営業利益7億56百万円(+51.1%)。「主要取引先である米穀流通業界では、米価の高止まりが続くことで消費者の購買意欲が依然として低調であることに加え、令和7年産原料玄米の取引や流通にも停滞感が見られるなど、市場環境は不安定な状況で推移した」ものの、「資材原料価格の販売価格への適切な転嫁に努めた」こと、また「前期に積み上がった機械関連の受注を着実に収益化できた」ことにより、大幅増益に繋がった。物流梱包セグメントは売上高7億9百万円(+3.3%)、営業利益77百万円(+44.9%)。底堅く推移したネット通販関連需要に対する積極的な提案型営業が奏功した。
