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外米人気凋落、主食用輸入米入札2年半ぶり応札が提示未達

 農林水産省は9月25日、主食用輸入米の入札(WTO-SBS入札)を実施、提示数量2万5,000tに満たない2万2,170tの応札が入り、落札も2万0,668tにとどまった。落札率82.7%にあたる。応札数量が提示数量を下回ったのは令和6年(2024)3月1日の令和5年度(2023)第8回入札以来、2年半ぶり。国産米価の下落に伴い、急速に外国産米人気が凋落したものとみられる。

 WTO(世界貿易機関)協定によって日本に課されている無税の義務輸入枠、MA(ミニマム・アクセス)米は年間76万7千t。これらの大半は加工用や飼料用、あるいは援助用など、国内で消費する主食用としては仕向けられない。唯一主食用として輸入できる枠は年10万tだけで、SBS(売買同時入札方式)で輸入する。

 SBSは、輸入してくる商社が売り渡す価格と、卸売業者が買い受ける価格を、ペアを組んで同時に応札する仕組み。国の側から言うと、商社から買い入れる価格と、卸に売り渡す価格、と表現できる。この買入価格と売渡価格との差益(マークアップ)が国の収入になり、このマークアップが大きい順に落札される。ただし非公表の予定価格が設定されており、買入価格の下限と売渡価格の上限の幅に、売り・買いともおさまっていることが前提だ。またマークアップにも㎏292円の上限がある。

 今回の落札結果では当然、落札価格はいずれも前回(昨年11月14日)を大幅に下回った。一般米枠の平均落札価格は、買入(商社売り)㎏201.4円(前回比▲21.6円)、売渡(卸購入)㎏263.1円(▲251.9円)で、マークアップ㎏61.7円(▲230.3円)。

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