全米工(全国米穀工業協同組合、東京都千代田区)が10月22日、都内で開いた東日本取引会における成約数量が明らかになった。それによると、提示19件569.80tに対し、成約ゼロ。今年度に入ってから取引会のゼロ回答は8月に次いで二度目。この時点で東西あわせた累計成約数量は、通年でワースト3だった前年度を下回っている。
ただメニューは特定米穀(篩下)か中米(準・篩上)が大半で、丸米の提示は1件だけ。それも産地・品種・等級いずれも複数の混載という扱いづらいもので、その割に置場13,000円という売り唱えは折り合いがつかなかったものとみられる。
全米工は、加工原料を中心とした米穀販売業者の全国団体で、月に1~2回、同業者同士で玉を融通しあう席上取引会を開催している。同じ米穀販売業者(卸売業者)の全国団体である全米販(全国米穀販売事業共済協同組合、東京都中央区)に比べて、比較的小規模な業者が多く、集荷業や生産業と兼業、あるいは近しい業者が多い。
