スマート農業法初の生産実施計画認定は山形・天童市の２件

　農林水産省は１月15日、スマート農業法（農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律）に基づく生産方式革新実施計画を２件認定した。昨年10月の同法施行以来、初の認定。税制・金融などの支援措置を受けられる。

㈱おしの農場	山形県天童市	水稲・大豆	「栽培管理システム」から得られた圃場ごとの地力・収量などのデータを他の生産者と共有し、その分析結果を用いて翌年度の圃場ごとの最適な施肥設計を実施。当該データは労働力の平準化のための作業計画にも活用するとともに、施肥にあたっては農業用ドローンによる可変施肥を利用することで、省力的に圃場ごとの施肥作業を実施し、収益性を向上。
㈱山正	山形県天童市	水稲の栽培	「栽培管理システム」から得られた圃場ごとの地力・収量などのデータを他の生産者と共有し、その分析結果を用いて翌年度の圃場ごとの最適な施肥設計を実施。当該データは労働力の平準化のための作業計画にも活用するとともに、施肥にあたっては、農業用ドローンによる可変施肥を利用することで、省力的に圃場ごとの施肥作業を実施し、収益性を向上。