全米工(全国米穀工業協同組合、東京都千代田区)が6月11日、名古屋市内で開いた西日本取引会における成約数量が明らかになった。それによると、提示11件422.56tに対し、成約は2件40.00t、成約率わずか9%にとどまった。成約数量は、前回(4月・西日本、98.64t)の半分以下、前年同期(124t)に比べると3分の1以下となった。
成約玉の内訳をみても、令和7年産国産うるちヤケ白米20.00t(提示は39.00t)着値㎏71円、令和7年産国産うるち砕米B20.00t(提示は39.00t)着値㎏53円と、(値段的に)下から順に落とされた印象が強い。そもそも中米(篩下米の再選別品)を除けば、提示メニューに純粋な丸米(篩上)が存在しないのだから、当然といえば当然か。
6月18日に予定されている東日本の席上取引会で〝跳ねる〟ことなく、このまま端境期を迎えてしまう可能性が高そうだ。
全米工は、加工原料を中心とした米穀販売業者の全国団体で、月に1~2回、同業者同士で玉を融通しあう席上取引会を開催している。同じ米穀販売業者(卸売業者)の全国団体である全米販(全国米穀販売事業共済協同組合、東京都中央区)に比べて、比較的小規模な業者が多く、集荷業や生産業と兼業、あるいは近しい業者が多い。
