農林水産省は7月31日、米穀販売業者の安田商事㈱(石川県金沢市)に対し、農産物検査法違反があったとして、登録検査機関の登録取消し命令を下した。行政手続法上必要な意見聴聞会(既報)を7月21日に開いたものの、安田商事㈱は欠席。提出された陳述書を検討したものの、「処分内容が覆るような証拠書類等の提出がなかった」ことから、「正式な命令」に至った。
違反内容は数多くの項目に及び、「一言で言えば杜撰。悪意があるというより、登録検査機関でありながら農産物検査法を理解していない。しかも違反は、長年にわたっている」(農水省)ことから、行政処分としては一番重い登録取消し命令に至った。処分から1年が経過しないと再登録申請できず、申請が通る可能性は低い。農産物検査を民営化した平成13年(2001)以降、「登録取消し命令」の例は2度あるが、再登録を申請した例は皆無。
「杜撰の一言」農検法違反で石川の米穀販売業者に登録取消命令
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