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相場調査統計需給

米需給緩和へ、価格上げ基調つづくも下落に転じる見通し

 米穀機構(《公社》米穀安定供給確保支援機構、東京都中央区)は10月6日、今年9月時点でのDI(米取引関係者の判断指数)を公表した。それによると、需給DIが現状・見通しともに反落、特に需給DIの見通しは2か月ぶりに良否均衡ラインの「50」を下回った。つまり1か月で需給が緩和状態に陥り、3か月後の見通しでも緩和が進むと見通していることになる。明らかに国の需給見通しが示された影響とみられる。
 また価格DIは、現状が続伸、見通しが反落。まだ上げ基調にあるものの、3か月後には下落、ただし急落ではないとの見通しにあたる。
 DI(Diffusion Index)とは、アンケート回答者の判断や方向性を指数化したもの。

9月前月比
増 減
需給
DI
現 状
DI
54▲4
見通し
DI
45▲8
価格
DI
現 状
DI
91+6
見通し
DI
57▲12
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