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需給

10月の米糠流通量、前月比+10.4%続伸の3万3,501t

 農林水産省は11月28日、10月の油糧生産実績調査結果を公表した。それによると搾油用原料(米糠)処理量、つまり米糠の流通量は3万3,501tとなった。前月比+10.4%は続伸、前年同月比▲6.2%は11か月連続落にあたる。
 植物油脂は、自給率わずか4.7%(令和5年《2023》)にすぎないが、国産原料の実に99%までが「米糠」で占められる。このため米糠の流通量は、主食用米の流通量とシンクロする存在と目されている。
 一方、10月の搾油用原料のうち「米」の在庫数量は1,400tで、前月比▲35.8%と反落し、前年同月比▲59.8%と9か月連続落した。

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