農林水産省は8月19日、令和7年産米の相対取引価格・数量を発表した。それによると、7月の全銘柄加重平均価格(運賃・包装代・消費税を含む玄米60㎏当り1等米価格)は、前月比+1,181円の32,486円となった。3か月ぶり反発にあたり、5月と6月の中間あたりの位置に戻した恰好。量販店頭米価は一貫して下がっており、スポット調達価格も下げ続けているところへもってきての反発。ということは、卸ら中間流通業者だけが身を削って損切りしているものとみられる。前年同月比は+5,568円で、こちらは常にプラスを維持している。
一方、7月の相対取引数量は7万8,978tで、前月比▲11.9%、前年同月比+95.3%。この時期の8万t弱という取引数量は4年前、令和3年産の同時期(7万9,319t)に次ぐ規模。つまり7月の1か月間で、かなりダンピングして在庫を処分しようとしたものの、さすがに6月ほどの規模に至らなかったことになる。


