米穀のスポット取引業者㈱クリスタルライス(東京都中央区)は10月29日、取引会の開催に伴い、その上場概要を明らかにした。
それによると上場数量は7,498.08tで、前回比+65.2%、前年同期比▲65.4%と、刈り遅れで前回(10月1日)間に合わなかった分が嵩んだ恰好となった。実際8年産のみ上場数量を抜き出してみると、7,262.10t(前回比+77.4%、前年同期比▲66.4%)と、あからさまに増加している。一方、令和7年産は235.98t(前回比▲40.7%、前年同期比+180.1%)で、大きく目減りしているのは、この時期もはや〝古米〟にあたるゆえか。
加重平均上場(売唱え)価格は60㎏18,607円で、前回比+3,162円、前年比▲14,727円。他のスポット市場と同様、令和8年産がJA系統に集まり過ぎたため、スポットに限っては〝不足感〟が発生した結果とみられる。それでも、さすがに相対価格(9月・税別19,716円)には追いついておらず、加えて「上がりすぎた」前年に比べれば半額付近まで下落している。

